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154件
こんなにも穏やかな日に
君は行こうというのか
空は青く青く晴れて風も無いというのに
地上では鳥が鳴いてる
紫陽花ももうすぐ咲くよ。
夏は幾度幾度巡り来年も来ると思っていた
突然現れた終着駅
古びた汽車に乗って 南十字まで
君一人、避暑旅行
そんなにも僕を置いて...銀河鉄道は晴天なり
IO
暁が虹色に染まったら 裸足のままで降りてきてね
照り始めたばかりの金色の線を辿って あの日の海へ還ってきてね
巡り巡る夜と朝のように 生き死には満ち干を繰り返す
刻々と変わりゆくその美しさに打たれ 少しだけ呼吸を止めてみる
青く柔らかなゆりかごを離れて 歩く魚たちの足は傷だらけだ
私達は何度も泣きな...やがて 海へと至る道
IO
ある時ぷつりと
生が途切れる時がくる
その瞬間の為にそれまでがあった
遺伝子の記録が残っていたとしても
テロメアの距離が続いていたとしても
血脈も歴史も絆も
途切れる
可能性も選択肢も一秒後は
無になった
僕らは...omniscientia
七九
消滅愛の定義
ガラスの国のガラパゴス携帯
私の頭みたいに遅れてて
ガラガラの電車カラカラの喉で
途切れる言葉を組み合わせてた
もしもし君は何処にいるの?
私のこと置いてきちゃったの?
ガラスで出来てる私の♡は
喉の奥よりカラカラに乾いて
忘れかけてたはずの君の声ですら...消滅愛の定義
綾瀬お姉さん
世界が死にかけて 迫りくる末期に怯え
せめて終わりは一緒と、嘆きあう者たちへ
契りあったって無駄さ、三途の川は厳しい
天の梯子は細い ふたりでは渡れない
みんな 独りだと覚悟を決めているさ
人だけが滑稽にもがき、手にしがみつく
ご覧、野良猫がふらり傷ついて歩く
ゴミ溜めのような街角、人知れず死んでい...死ぬ時はたった独り
IO
A1one, セットアップ 逡巡・酩酊
fifth, スイングバイ 租界
tender,and glider
凪ぎ路(ミチ) 滾々 青嵐として
B1pay, my sacrifice shooter, shooter.
見えてんだ 夜 明けの方 天帝星
A2ten, 龍の咆哮 五臓六腑爆散
...Re;Re;Universe
七九
遥か刻を超え 私はやってきた
この小さな体の中から 世を救えと呼ぶ声がする
乾いた砂の大地には争いばかり
已むことも飽くこともなく火種は転がっている
ならばこの口で迷える民に接吻(くちづけ)し
真なる平等と公平を遣わそう
如何なる言葉も毒もこの意思は冒せない
さあ荒ぶる森の神が沈黙を破るのを聞け
地...Crimean Angel
IO
私が生きていたあとに
ここにある70億と余剰が
全て召されてしまって
それでもまだ柔らかい
花は咲いてしまうのだろう
かえして
私の生を
僕らの声を
君の鼓動を
皆の明日を...ノウン
七九
“三日月の夜が明けるまでに 境界の壁の下で待っててね”
交わしたその約束が果たされないことなどとうに知っていた
本当の君はこの世界で 痛みだけに触れて泣いている
革命が朝を塗り替える、不満を“力”に押し付けて
掲げた旗印も
世情に簡単に左右される
“悪”を弑(しい)したイチイの槍を 人は忌み嫌った
...Dog Holds Bayonette
IO
[A]
重なった光と影
象った無形の心
[B]
冷めた瞳枯れた涙
刻む時だけが語る
今も過去も未来も
[S]
光さえ暗きを求め
過ぎ行く時間を止めて...【初音ミク】AfterWords
171える
A1 君が泣いてから
どれくらい過ぎた
僕が消えてから
どれだけ笑った?
A2 足を失って
転がったままだ
地面が冷たくて
涙も凍るの
B1 『誰もが僕を手放していくから』
S1 気付いてよ 砂時計の底...オブリビオンは走馬灯の夢を見る
七九
【A】
いつもの駅
見慣れた景色
忙しくサラリーマンが視界をよぎる
賑やかな車内
揺れる吊り革
隣で誰かが画面と睨めっこ
【B】
窓の外 雪が降る 全てを白く染めてく
窓に触れる 冷たいな 暖房がやけに心地好い...終末路線
もなかしこ
【A】
突如鳴り響く 着信コール
気乗りのしない お誘い
面倒だから否めば良いだけ
どうせ君だって
空白な時間の埋め合わせなんだろう
【B】
綺麗事で飾ってさ
愛がどうとか ほざくけど
もうすでに 僕の様に...eschatology
もなかしこ
【A】
鉛色の雲に押し潰されて
煙たいだけの夢は消えた
もう探す気力は残ってない
僕の代わりに誰かのものになるだろう
【A】
華奢な腕に押し倒されて
煩いだけの声が刺さる
またの作り笑いに疲れたな
僕の代わりに誰かがその存在を埋めてくれるのさ...マイ・ゲノム
もなかしこ
【A】
ガラガラ崩れ落ちた
音、煩い。 音、煩い。
自分ごと消えてしまいそう
音、怖い。 音、怖い。
【B】
戻れない
少し前の過去
【S】
どうして ねぇ応えて...無題ーコウカイー
もなかしこ
汚れていくのなら
この手を離すんじゃなかった
墜ちた空 鳴り響いた銃声
星影の切れ端が闇に泣いている
消えた君の影を
鉛色の目が探っている
閉じるセカイ 可聴域を超えて
降り注ぐ雪は 穢れ無い 白
他愛のない話をしよう
色のない今日も幸せに過ごせるような...snowflake obsidian
IO
【A】
月明かり かざす指
人知れぬ孤独
抱え込む あなたは
スミレの様で…
【S】
残酷すぎる この世界に
生まれてきたのなら
ただ祈るよ
あなたがそう 笑うために...Violet of Tears【応募用】
もなかしこ
なんとなくで間違えて生まれついた
ジオラマの中息づく大概な嘘
汚れた空を見続けるだけなら
利己的な思考はいらない
どこかから零れる雨一粒
ちょっとした隙についた小さな瑕疵
あきれるほど案外簡単に、この
宇宙は壊せてしまえる
世界は変わらない それを望んでもいない
誰にも聞こえない歌を歌おう...Little Flower
IO
【A】
「あー、」
今日もテスト奮わず
結果はいつもだんまり
ほらほらペケがペケを呼ぶ
「書き換えたいな」
【B】
右だと思えば実は左で
上に従えば下に喰われる
一体全体どうしろと...シュウセイコード
もなかしこ
六月の長い雨が
若葉を濡らしてた。
君は朝から一人、
箱の中で。
白檀の古い匂い
そっと髪に漂う
昔懐かしいなあ、あの
シルクのコサージュと同じ匂いがしていた。
永遠に引き戻され 閉じてしまった 時の匂い
ばらばら叩く雨音...プラネット
IO
サビ)
消えて行く この想い 捨てようとしても
散って行く 愛の言葉 忘れられない
A)
バラが一本添えられた 君からのむかしの手紙
引き出しにまだ しまい込んである
黄ばんだ紙 まだ捨てられない
B)
愛がもし 赤いバラなら 哀しみは
存在しないはずの青いバラ...Roses are...
moeka
虚ろな瞳が切り取った世界は
意味を失った灰色の情景
時さえも動きを止めて
冷たい月の光がナイフのように 歪んだ廃墟に突き刺さる
果てしない空白 君はどこにいるの?
何処から狂い始めたのだろう
順調に廻ってたこの世界の歯車は
辿り着いたはずの 追い求めてた世界は
自分を疑いたくなるほど 何もなくて
握...Lost Scenery
IO
静かだ
夜が来ている。
宵闇はワインのように深くて
底冷えがするね。
僕は孤独な小さな星
宇宙の隅に置き去りにされた
白色矮星は
砂糖の粒のよう。
星の瞬く時代は
もうとうに過ぎた...プロキシマケンタウリ
IO
青い空を鳥が飛ぶ 乾いた音がして鳥が落ちる
一枚残された羽根はどこへ還る
暗い溝(どぶ)に花が咲く 何にも知られずに花が散る
名もないこの花が咲いた意味は いったい何だったというのだろう
針先にも満たない水 その上で僕らは繋いでいる
流星にも満たないほどの、淡く悲しい光を
赤い火が燃えている 太陽と...幻惑星ライフゲーム
IO
朝目が覚めて隣を見ても
そこには君はいないの
トイレにもお風呂にも
二階にもお庭にも
どこにもいないないない
どこに行ったのかな?
買い物かな? お散歩かな?
早く帰ってこないかな
君がいないこのお部屋は
なんだかちょっぴり広くて...君がいない
転音
何かに引き寄せられてここまできた
今の私はこんな高いところにいるのだろうか
摩天楼からみる街並みは
現実味を帯びず
おもちゃに見える
手を伸ばしたら掴めそうな太陽
血の赤さで燃えている
そこに手を伸ばしたら
全てを焼いてくれるの?
心も体も...無
★愛莉(あいりー)★曲ください。
耳を塞いで
自分だけの音に浸り
線路に飛び込んだ
傘が体に●さり
無惨な姿になる
●が飛び散り
●が飛び散り
築き上げてきたものが
バラバラに崩壊する
記憶、思い出、感情...バラバラなワタシ
★愛莉(あいりー)★曲ください。
見ているものは同じなのに
見えているものが違う
同じ空を見ているのに
感じているものも同じなのに
受け入れられない
形跡さえも残さない
生きているのかさえ分からない
幻影を愛し 日々を過ごす...幻影
★愛莉(あいりー)★曲ください。
かみさまが泣いた夜に
あめふらしのはな 一輪
わたしはあなたをみていると
かみさまに語りかけている
きみたちも泣いた夜に
多分もう最後と決意した
思ったよりもはやくに
朝はやってくるだろうから
高い空に響く誰かの声に
耳を澄ませていたなら...あめふらしのはな
しらこ
今年も
暑い日がやってきた。
梅雨雲を切り裂いて、
焦げるような光が降ってきたんだ。
遠い夏のあの日
ここを歩いていた
あんなにもにぎやかな足音はもう聞こえない
ここで何があったか
もう、
多くの人は忘れてしまったでしょう...0827のヒマワリ
IO
霧の夜
水上(みなかみ)に月満ち満ちて、
図南(となん)の志あり
田畑(でんぱた)に
紅(あか)き花は散りて
穢土は清められん。
昔々、荒れ野を行く勇士は
ある時三本の分かれ道に出会ったそうな。
“右に行けば富を 左に行けば名誉を
真ん中に行けば愛を差し上げましょう...愚行致命士トリヴィアル -millenary ballade-
IO
惰性で流した日常の
”滓”が積もって風に流され
残った俺は風に揺られて
ふらふら街歩く
もう、どうにでもなっちまえよ
誰彼構わず当たり散らした
もう、どうにでもなっちまえよ
天涯孤独と謳ってみても
腐った心の片隅に
悲しみの桜が咲いて散る...滓
fuckfuckfuck
“星の死ぬ逢魔が乱世 赤月(あかつき)は銀に染まる”
“三つ土は刃(やいば)に鋤かれて富みて 最後に荒野に立つのは誰ぞ”
天気は是々(ぜぜ)晴朗なり
決裂 もはや時間稼ぎの不可侵条約はいらない
桜の聖十字(ロザリオ)と 薔薇の三色旗(トリコロール)揺れる
金鵄を乗せた神風が囁く「売国奴はどっちだ」
...水晶月夜 -Shattered Fullmoon-
IO
青嵐 カライスは幸せを奪った
花盛りの大地に僕だけが一人
何も言わぬニンフと嘆くのも飽きたから
岩の裂け目をくぐって鏡の裏の世界へ
そこは何もかもが牙を剥く穢れた悪鬼(あっき)どもの世界
C.Q. C.Q. I’m finding you, mama きっと見つける、いつか探し出す
幻覚は揺れて巧み...花のない世界
IO
わがままのルージュで
口をまとう
かわいた こころを踏みつけた
消してくれのサイレンを
地獄の業火で洗った
裏切りのドールに罪を着せた
開けた窓を閉めるより
机の下で震えた
裏切りの少女が窓を開ける
罰と呼吸を攻描いた...赤い蝶の園
ゆめ咲扇
知らない
知らない
私の事なんて、誰も知らない
君の事なんて、誰も知らない
目に見えないだけで、きっと誰もが感じてる
当たり前の存在
そんな私と君は
永遠に独りきりと独りきり
すべての命は、生まれる時に私と出逢い、死ぬ時に君と出逢う
当たり前のことだけど、目に見えないから、誰も知らない...独りきりな私たち
ゆべこ
最後に見た表情(かお)は
泣き顔だった
「私・・・あなたの事大好きだった」
それが最後の言葉
笑っている
それが君の印象
いつもニコニコしてて
いつも元気な顔
見てるのが好きだった
見てるだけでも...最後の言葉
美桜
わたしがこの世で一番嫌いなモノを
教えてあげようか?
それは本気で生きようとしない奴だよ
未来が自分にあるくせに
哀愁に浸って、自分カッコよく見せて
『いつ死んだって構いませ~ん』
じゃあ、そうすれば?
世の中には生きれない人がいるって知ってますかぁ?
『僕は死なんて怖くないよ』
じゃあアンタの命、...生きろ
夕陽姫
今、死のうとしている君に
希望をなくした君に
一言言ってもいいかな?
何があったのか
僕には分からないけれど
自分でその命をやめようとしないで。
壊そうとしないで。
やめようとしないで。
終わらせようとしないで。
だって悔しくないか?...死のうとしている君に、伝えたいこと。
夕陽姫
1回目のジサツはリスト●●●で
何度も刃物を手首に当てても死ねませんでした
2回目には大量の錠剤を
水で流し込みましたが死ねませんでした
3回目は学校の屋上にあがり
飛び降りても花壇の上に落ちて死ねませんでした
4回目はあの子のくれたマフラーで
首を吊りましたが助かり死ねませんでした
ああ神様これが...deadlife
湯島結代