setsuna175の投稿作品一覧
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(ゆらゆらゆられて ゆらゆらこのまま)
夜の闇を流し込んだ海
空に浮かぶ三日月映す
遥か遠く旅する漣
ささやくように水面揺らしてく
(ゆらゆらゆられて)息を吸い込む
(ゆらゆらこのまま)ただ繰り返す
(ゆらゆらゆられて)壊れた秒針は
(ゆらゆらこのまま)深い眠りへ
このままどこか知らない場所まで...This Night
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雨粒優しく窓ガラスノックして
見慣れたいつもの景色濡らしてゆく
ねぇキミはきっとね知らないはずだよね
こんな日もホントはキライじゃないってこと
曇り空見上げて佇む私にそっと
差し出された傘に心包み込まれたあの日
①
踊り出した回り出した眠ってた恋心
はにかんだその横顔忘れたくないずっと
胸の奥で鼓動...Rainy Song
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obbligazioni
果てしなく続く時の上
立ち竦むただひとりきりで
目を閉じればあなたの微笑
胸に閉まって長く伸びる影
この身体を染める悲しい色
全てが溶けてく
巡り巡る運命(さだめ)の中で
人は出会いそして愛を知る
この手に残る温もりを刻み夕闇見上げる...obbligazioni
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夏色phantom
むせるようなある夏の日
うるさいくらいの蝉時雨
僕のことを照らす日差し
いつもよりもゆらりぼやけてんだ
思えばあれが走馬灯って
代物?記憶プレイバック
ありえない速度弾け飛ぶメモリー
それでもやけに憶えてる
微かな鉄の味それと...夏色phantom
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linaria in the glass
例えば季節を巻き戻せたなら
温もり痛みへ変わらずにいたの
ひび割れたガラスの中のリナリア
花は切ないほどに白く
もう誰もいない部屋に
散らばる静けさのように
途切れたままの言葉は二度と
届かず震えて眠る
いつから違う未来見てたのだろう...linaria in the glass
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Phoenix
深い永久(とこしえ)の闇
翳りゆく(かげりゆく)天球の星
色を忘れた空に
乾いた風逆巻く
閉ざす瞳の中の
冷たい瓦礫(がれき)の夢
響く絶望の調べ
高らかに密やかに
刻むは遠い憧れ...Phoenix
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CRAZY CHOCOLATE
月を抱いた夜
僕は今日も君に焦がれてる
shake 揺さぶられて
朱く咲き乱れた熱情
“キミニフレテミタイ…"
淫らに求める指で
これが愛かい?
理性など崩れ去ってゆく
君しか要らないよ...CRAZY CHOCOLATE
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Moonlight Dance
In the dark night
The moon's floating
Like a searchlight dazzle me
Oh cry at the top of my voice
Because it's very too shiny
Will my...Moonlight Dance
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夢見が丘
ひそやかに眠る
鈍色の景色
僕はひとり佇む
名前のない丘に
ささくれた指で
触れた懐かしさ
散らばる感傷
夢に沈めて
白い通り雨...夢見が丘
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two of us
出会ったのは こんな晴れた日
同じ空を 眺めていたね
ふたりつなぐ 確かな糸
真夏の風に揺れた
結ぶ視線の先に 果てしなく広がる
色とりどりの世界は
とてもキレイで でも不安で ぎゅっと握りしめた
その温かな手を
歩き出そう two of us 今ふたりで...two of us
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Good Night Good Night
ほんの少し疲れちゃったみたいだ
星のように瞬いては消える思い
夜の匂い連れてきた風たちは
心の中静かに通り抜けて
頬を伝う温かさに やり切れない今日を溶かそう
音も立てずやってくる明日に 微かな希望を託す
今はただそっと瞳を閉じて
冷えた指を胸に押し...Good Night Good Night
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Waltz
優しく狂おしい想い 夜空に放つの
満天の煌めきの下 奏でる夢幻の調べは
柔らかな果実を照らし出し 甘く香る
わたしを包む遥かなる天球 数多の星たちが息づいて
白く儚げに浮かび上がる胸 掌で掬い
響き渡る拍動のリズム刻んで 混ざり合い溶けゆく
そっと瞳を閉じて願う 泡沫の星夜...Waltz
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エトランゼ
あなたのいない夜
寄り添う星見つめてる
ああ別れのことばは
時計の針を止めたの
恋は泡沫(うたかた)儚いものね
音もなく弾け壊れた
冷たい頬に残る温もり
こんなにも愛しい
嘘だといってくれたなら...エトランゼ
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いかないで
太陽が西へゆっくり暮れてく
今日という日にサヨナラ告げて
新しい未来への始まり
戻ることはできないから
長く続く道を歩いてほしいのに
いかないで
いかないで
わたしを残して
消えたくないその心から...いかないで
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遠い約束
忘れないよその優しさを
隣でずっと支えてくれた
いつまでも残る切なさ照らした
真夏の日射し
小さな手を繋いで駆けた
季節はやがて霞む思い出
はしゃいだ笑顔と
刻みつけた名前だけが
待ち続けてる...遠い約束
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夢を見た白い鳥の夢 空への憧れ
果てなく深すぎて飛び方忘れてしまった
柔らかに刺さる穏やかな時の針
俯いては気付かぬ振りで遠ざけてた
希望に翻弄
いつでも無慈悲にウラオモテ
訳もなく消えちゃうなら
引き連れて溜息ごと
※1
持て余した心のまま羽ばたいていきたい...Believe in future
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デジタル系恋愛事情
境界なんてものは壊れやすくてさ
ホントねイヤにねなる 虚と実乱れまくり
ねじ曲がる欲望膨らむ妄想
あざとく笑顔でほら手招きしてる
胸を突くマイ慕情
蠢く1と0毎日すこやか
淀み過ぎた網膜に映し出された君は
見事素っ頓狂な顔震えた口唇
程なくアタシのああココロは揺れた...デジタル系恋愛事情
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Bon voyage
Shiny sky is deep and free like our dream
Your heart is beatin' with a courage,oh
We go to the great journey right now
Spread your wings
a...Bon voyage
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明日へ
降る光に瞳閉じた
無口な空どこまでも深く
最果てまで続く道は
ひとりで歩くにはああ遥か遠すぎて
時はひたすら進み続け
広がる野原淋しさ(さみしさ)が積もる
笑い声風にさらわれ
溶けて消える涙
叶わないと知ってるのに...明日へ
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凱歌
凩(こがらし)の隙間に煌めいた星
凍てついた輝き砕け散った美しく
青白く浮かんだ癒えぬ傷から
溢れだした祈り鮮やかに咲いた
ああ 闇に穿つ(うがつ)
ああ 擦り切れた声を
赤く染まる空 手を伸ばす
汚れても(けがれても)力強く
始まりへ続くならば...凱歌
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Be travel
溜め息こぼれた曇り空の月曜日
澄ました顔して時は流れていくよ
今日も一日ルーティンワーク
野バラの迷路くぐり抜けてく
旅立てる自由背中にあるくせに
飛び立てずに意気地なしのheart
夢やあれやこれ諦めていたのはね
ホントは自分なんだ君に会うまでは
忘れていたこと思い出した日曜日...Be travel
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Soul Union
街にはびこる極彩色のエゴイズム
それは夜の闇よりも罪深い
古(いにしえ)からの神話のように
螺旋の約束
そう僕らは必ず出会う運命だった
淫らに睦み合おう今全てさらけ出すから
理性も本能も悪魔に捧げて
燃えるほど熱いヴェーゼ
ふたつの魂で新たな世界を切り拓く...Soul Union
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Hanabi
君が好きだよ
体中焦がしてゆくこの想い
寝ても醒めても辿り着くのは
揺れる面影
そっと通り過ぎてく
火照る素肌くすぐる南風
理性さえも意味なくした
これが恋なんだね
気づかれないように秘めてた感情...Hanabi
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ユメノオワリ
立ちつくすひとりきり
境界の上
時計の針未来刻む
遠ざかる靴音が
鼓膜掠めた
慰めにもならずc'est la vie
焼きついて
溜め息の影踏んで
胸に渦巻く澱みはpeak...ユメノオワリ
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ストライド
静かに佇んでた横顔に
いつのまにか引き寄せられて
机の上のまっさらなノート
始まりのことば記された
戸惑う距離にひとすじ 確かに延びる想いは
君のもとへ続くストライド
君だけの物語を
少しずつでいい聞かせて
心の奥底揺れてた蕾が...ストライド
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DARK SHOOTER
時の片隅から
息潜め狙うtarget
迷い噛み砕いて
その手で撃ち抜けDARK SHOOTER
闇に沈む世界 足跡掻き消して
膝を抱えたまま 今日もまた眠れない
錆びついた歯車がギリギリと火花散らす
*1
goin' on! goin' on! 進むしかないなら切り拓くだけ...DARK SHOOTER
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Lalka
凍えた光に包まれて佇む窓辺で
星屑散りばめた瞳の先には静けさ
蕾の口唇
恋心紡げずに
音を持たぬことばたちを
夜に綴じて
夢幻の揺り籠ひとりきり微睡む宿命に
狂おしく甘く薫る記憶の欠片浮かべた
虚ろの胸灯る明かり...Lalka
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アネモネ
静かに目覚めた掌の中
若葉の香りとアネモネの花
永久(とこしえ)の祈り消えないように
あどけない心微か震えた
温もり待ち続け
その名前呟くけど
甘い音儚くて
ふわり風に溶けた
憂いを残して...アネモネ
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君がくれた歌
口ずさんだ小さな歌は
あの日君がくれた遠い歌
胸に浮かぶ音の粒たち
呆れてしまうほどいとおしくて
無邪気にはしゃいだ夏の下
日差しの匂いと君の声
懐かしさが少し痛いよ
未来のページめくることさえも
知らずにいた幼さいつしか憧れに...君がくれた歌
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Rain
キミに会いたい キミに触れたい
もう叶うことのない願いは
凍りつく雨 傷を叩いて
疼き続ける胸の奥のpain
「いっそ壊せたなら」繰り返すけど
空回るばかり
I wanna close to you 答えは同じ
何をしてもどこかうわの空
眠れぬ夜どれだけ過ごした?...Rain
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青い自転車 ~my home town~
そしてこの広い空の下で
錆びたペダルを軋ませた
変わらない街目覚めて
いつもの一日が始まる(始まる)
眠い目こすりながら
見上げれば夏の日差し
今も胸に残る季節
ゆらゆらと陽炎のように
ひまわり誇らしげ...青い自転車 ~my home town~
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ティータイムウィズユー
*
冷たく沈む暗闇 僕は部屋でひとりきり
いつものメロドラマ 同じオチの垂れ流し
お涙頂戴の場面 脊髄までとろけてく
心まで麻痺して 痛み快楽に変わる
古ぼけたピストル 震える手で握り締め
トリガーに触れる指 疼き始めた激情
頭はグチャグチャなのに なぜだかやけ...ティータイムウィズユー
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空よ、高く青く
淡い温もり満たすのは
頬を照らした春の陽よ
萌え出づる花の目覚め
蕾の開く微か音
若草の香りかぐわしく
吹き抜ける夏の風
あてもなくひとりの道行き
赴くままに流れよう
空は高く遥かに遠く...空よ、高く青く
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キミホリック
爪の先まで 熱でうかされ
夢の中でも ドキドキしてる
だけどなぜなの? イヤじゃないんだ
それは真夜中パラノイア
息が止まるもどかしくなる
胸がきゅんと締めつけられて
打ち上げ花火のように爆発しそう
いつから 恋に落ちてしまった
お手上げ 治す薬も持たず...キミホリック
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Stride -カケヌケル-
今はどこを歩いているのか リアルに塞がれた日々
膝を抱えて 立ち上がるのも忘れてるmyself
生きてる感触 頬つねってみても
感じることない 心が抜けてる
はめ込まれた向こうの空見上げ ぽつり
「行きたいな」 瞳に色が灯る
手を伸ばし近づきたいと願えば 胸...Stride -カケヌケル-
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