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注意書き
この作品は、doriko様の「ロミオとシンデレラ」を題材に、黒刃愛様が作成したPVにインスピレーションを受けて書いた小説です。
さて、この小説は、以下の設定になっています。
この作品のレンとリンは血縁関係はありません。また、名字が一緒だと話をまとめづらいため(どうしても "No r...ロミオとシンデレラ 第一話【ロミオとジュリエット】
目白皐月
※この先、レンリンCP要素強めです。
「お仕置き・・・?」
「そ。まぁ消毒もしてなかったし丁度いいな」
「え、消毒って?別に怪我も何もしてないけど」
「リンさーん性教育はキチンと受けましょうねー」
「せっ性教育?」
レン君はニヤっと笑って、私を押し倒す。
「あ」
リント君にやられたことを、レン君がも...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ12【もっと】
楪 侑子@復活!
レンはどこからか小さな箱を出した。
「リン・・・これ」
珍しく真っ赤になるレン。
先程の行為の名残で、服がはだけたいる。
「これって―――」
舌切り雀のお話では、小さい箱にいい物が入っていて、大きな箱にはお化けが入っていた。
私はそんなの嘘、と思ってた。大きな箱の方が良いに決まってる。
でも、こんな...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ19【my story】
楪 侑子@復活!
*Rin side
「ぃ、やぁ…!」
精一杯抵抗する。してるのに!
指は深くに入り込んでいく。
「可愛いね?」
男の人の手が再び中に入ろうとしたとき、目を瞑った。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌・・・・
「いただきます」
助けて、誰か、誰かぁッ!
「いやああああああああああああああああああ...初恋の円舞曲 12
楪 侑子@復活!
「レン君、リンちゃん、無理しないでね」
ヘッドセットから聞こえる声音は、どこか不安げなアルトだ。普段はあたたかく落ち着いた声が頼りなく響く理由は、考えるまでもない。
自分たち――ボーカロイド、リンとその片割れであるレン自身が経験する、初めての戦闘になるからだ。
目の前に広がる黒い空間。足元を照...黄金の雷、蒼い稲妻
穂波
次の日、普段どおりに登校したわたしは――車で送り迎えしてもらっているので、遅刻することはまずない。たとえ足を痛めていても――教室に入ると、自分の席についた。始業まではまだ時間がある。時間を潰そうと、わたしは持ってきた文庫本を広げた。
そんなとき、後ろから声をかけてきた相手がいた。
「おはよう、巡...ロミオとシンデレラ 第二話【その安らぎは薄暗く】
目白皐月
※卑猥な表現があります。ご注意ください。
小さい頃、私はシンデレラになりたかった。
でも、今の私はジュリエットだとお母さんは言った。
ジュリエット。その名前で呼ばないで欲しい。
悲劇は嫌い。結ばれなくちゃ楽しくない。
*
「レン」
「何?」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ17【私のロミオ】
楪 侑子@復活!
注意書き
この作品は、doriko様の「ロミオとシンデレラ」を題材に、黒刃愛様が作成したPVにインスピレーションを受けて、私が書いた小説『ロミオとシンデレラ』の、レン視点バージョンです。レン以外に、ミクなどの視点が入ります。
もともとは頭の中を整理するために書いていたのですが、割とまとまって一...アナザー:ロミオとシンデレラ 第一話【大丈夫?】
目白皐月
「レン君」
助けに来て欲しいと思ったらレン君が来てくれた。
都合が良すぎると思った。
でも目の前にあるのは間違いなく現実。
とりあえず自由になった身なので身なりをキチンとして部屋の隅っこに避難。
「ったく。10分もしない間に来やがって」
「超嫌がられてやんの」
レン君が来て私の頭をくしゃくしゃ撫でた...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ 7【救ってくれた手】
楪 侑子@復活!
ピピピピッ
朝からなる電子音。これを目覚まし時計といいます。
本日は昨日とは異なり、6時30分を指しております。
本日も晴れ。異常なし。
約束したもんね。また学校でって。
やっぱ寝坊するわけにはいかないでしょ?
「おはよう!お母さん!お父さん」
「あらリン。頭は?」
「大丈夫!スッキリ治ったよー」
...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ【妖しい誘い】
楪 侑子@復活!
「レン君ごめんねーこんな時間に・・・」
「いーよ。俺がそーしたかっただけ。ほっとけねーし」
レン君は何も言わずに手を握ってくれた。
鼓動が早まった。
顔が熱くなった。
「レン君」
「ん?」
「どうして助けてくれたの」
レン君はちょっと戸惑ってから、
「好きだから」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ8【知らないこと】
楪 侑子@復活!
その日の昼、ミクからメールが入った。「放課後ちょっと相談したいことがあるから、いつもの喫茶店に来てね」と書いてある。一緒に住んでいるんだから、わざわざ俺を呼び出さなくてもいいと思うんだが。
ミクは俺の従姉だ。俺の両親は現在仕事で海外赴任中で、俺は父親の兄である、ミクの父のところに中三の時から預け...ロミオとシンデレラ 第三話【クオの困惑】
目白皐月
あたしは家を飛び出した。
行く当ても無いけど、自分の足が目指しているところはレン君の家だった。
ピーンポーン
チャイムを鳴らしても、家の中で虚しく響くだけ。
「そうだ、今日学校なんだ・・・」
がっかりしてコンビニでも行こうかと思ったとき、
ドドドドドっという音が家の中でして、
「リン!!」
凄い勢い...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ11【call my name】
楪 侑子@復活!
「リント君一人なのかー寂しいよねー私はなれてるけどねー」
独り言をぶつぶつ言いながらお泊りの用意をする。
本当によく出張する親だなぁ・・・
お父さんはいいけどお母さんはヤだなぁ・・・
「いっけねもう6時半だ」
*
「お、リンちゃんいらっしゃーい」
「お邪魔しまーす」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ5【迷い】
楪 侑子@復活!
「ああ~寝不足~」
私は鏡音リン。中2です。思春期真っ盛りです。
時計を見ると、まだ6時半。まだまだ大丈夫じゃん☆あと10分...
*
「ああ~よく寝た・・・ぎゃあああああ」
只今7時50分。生徒登校完了は8時10分☆
ちなみに言うと学校まで20分かかります。
「おかーさんのばかあああああああ」
起...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ 1【サボりから始まる出会い】
楪 侑子@復活!
「おいコラミク姉、ルカ姉ェ──ッ! お前らにけっとぉうを申し込む!」
昨日降っていた真っ白な雪が今朝には溶けてなくなっていた、よく晴れた昼下がり。
俺は、リンの部屋のドアを蹴破る勢いであけた。(ノックは一応した)
そしてそこにいたのは、口と手足を布で縛られて涙目のリンと、そんなリンを襲おうとしていた...【リンちゃんなう!】リンは俺の嫁。おk?←【二次創作】
雪りんご*イン率低下
劇場で足をくじいてから一週間が過ぎて、また日曜日がやってきた。もともと予定の入っていなかった日だし、足もまだ痛むので、当初は自宅で大人しくしている予定だった。けれど、ミクちゃんから「うちに遊びに来ない? 一緒にホームシアターで映画でも見ましょう」とお誘いが来たので、出かけることにした。
「リン、出...ロミオとシンデレラ 第四話【まるでもの凄い鍛冶屋の中に】
目白皐月
「・・・マジで」
「うん、ごめんね。嘘ついてたの」
もっと私を見て欲しかったから。
結ばれないと楽しくないでしょう?
「レン君の中の・・・1番になりたいです」
レン君はそっと頭を撫でてくれた。
「もう1番だけど」
*
「レン君をちゃんとお父さんに紹介したいから、帰ったら家に来て欲しいな」
コソコソす...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ10【悲劇のジュリエット】
楪 侑子@復活!
向こうに行く準備が整うまでの間、俺とリンは、俺の家で過ごすことになった。すぐにでも発ちたかったけど、やらなければならないことがある。姉貴も交えてどうしたらいいかを話し合い、次の日から行動を開始した。
俺と一緒に向こうで生活するとなると、当然、今の学校は辞めなくてはならない。相談の結果、リンは向こ...アナザー:ロミオとシンデレラ 最終話【この瞬間よ永遠なれ】
目白皐月
私はシンデレラになりたかった。
でも、シンデレラは計算的な女の子だなぁとも思ってた。
だって、ピッタリのはずのガラスの靴がそう簡単に脱げるわけがないでしょう?
ガラスの靴は、シンデレラがわざと置いていったの。
もっと、愛されたいから・・・
*
「リン」
「なぁに?」
「なんであの時...俺が告ったと...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ18【シンデレラ?】
楪 侑子@復活!
たたたたっ
朝の町並みは晴れているせいか、いつもより輝いて見える。
レン君は今日もいるのかな―――
気がつけば私の頭の中はレン君でいっぱいだった。
レン君に触れた手は、朝になってもまだあたたかい。
*
そもそも、何でいつも此処で待ってんだ。
俺がリンと会ったときにピンと来たのは間違いない。
元カノと...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ9【唄と素直な気持ち】
楪 侑子@復活!
「ただいまーレン。今日は話があ・・・」
菜美さんはにっこり笑った。
やっぱりいい人だなぁ・・・
「ぇと、お邪魔してます、お久しぶりです菜美さん」
「リンちゃーん♪」
「母さん、専務になったんだって?」
「え?何で知ってるの、レン」
「あ、私のお母さんが教えました」
「ああ、そうか・・・リンちゃんのお...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ14【二度目の恐怖】
楪 侑子@復活!
がたんっ…
俺はリンの手首を掴み、床に縫い付ける。
「えっ!?ちょ、れ、ん?」
リンの声を無視して俺はリンの首に顔を埋めた。
「っ…ひぁっ…」
【思春期ですから。 3 】
リンの声が小さく部屋に木霊する中、俺はリンの鎖骨付近にちゅっ、とキスマークを付けた。
ぴくんっとリンの体が跳ねる。
「れ、レン…...思春期ですから。 3
芽莉沙
「リン、もう暗くなる。リンのお父さんが嫌がるだろうから、俺は途中までしか送っていけない・・・けど」
「?」
「――夜、リンの部屋に行くから」
「・・・うん」
私はレンと手を繋いで帰った。
*
「お父さん、お母さん、おやすみなさい」
「おやすみ、リン。」
せいぜい良い夢を見なさい。
時計は12時をさし...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ16【あなたにならば】
楪 侑子@復活!
「カイト、それ6個目」
「う…」
オレ専用のクーラーボックスからモナカアイスを手に取ったら、シンクで洗い物中のメイコがこちらに背を向けたままそう言ったので、かなわん、と思いながらモナカを戻し、扉を閉めた。
アイスは1日10個まで、と定められているオレにとって、まだ午後3時の時点で6個目となるとあとが...【カイメイ】お菓子がないなら・2【レンリン】
ねこかん
私達は何も言わないのに手を繋いだ。
まるでテレバシーみたいに・・・
そういえばグミが恋人にはテレパシーがあるんだよって言ってたっけ・・・
すっかり日も暮れて、辺りの光はキラキラ光る街明かりだけ。
「着いた。レン、どーせお母さんだけだし上がってよ」
レンは少し戸惑ってから頷いた。
「リン!?心配したの...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ13【悲劇か喜劇か】
楪 侑子@復活!
「リ、リン!?」
「あ、おかえり!れんきゅん♪」
「俺はれんきゅんじゃねーーーーーーーーっ!!!」
【それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。】
「…で?な、ん、で、俺のシャツを着てるんだ?」
「んー…とねぇ……、あ、そうだ。メイコ姉と洗濯物を片づけてたの。」
と言いながら、リンは俺の斜め前のソファ...それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。
芽莉沙
今、アタシの目の前で愚痴を言っている女二人のヤバさに、マジで病院に行ったほうがいいんじゃないか、とマジで思ったことが何度かある。
そして、今もそう思っている。
「メイコ姉~、ホントレンがムカつくんだよ~!」
緑髪のツインテをしたネギ娘、ミクが泣くような声でアタシに縋ってきた。
……アタシが何をすれば...【レンきゅんなう!】いちゃみねめ、レンだけ爆発しろ!←【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「た、だいま・・・」
「リン!どうしたの?」
「お母さん・・・なんか頭痛くて・・・学校行かずに帰ってきちゃった」
我ながらいい演技だ。
「熱はないみたいだけど・・・寝てなさいね」
「はぁい」
レン君は今何してるんだろう・・・
*
「はよーございまーす」
「鏡音!遅刻だ!今何時だと思ってるんだ!」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ【過去の傷】
楪 侑子@復活!
ずいぶんと時間が経過したように思えたけど、実際はそうでもなかったんだろう。とにかく警察がやってきて、ソウイチさんは連行された。もう大丈夫と言われたので、わたしとハク姉さんも部屋の外に出る。わたしの姿を見たお母さんは、蒼白になって駆け寄ってきた。
「リン!」
わたし、きっと、ひどい姿なんだろう。鏡...ロミオとシンデレラ 第七十五話【生と死の狭間で】後編
目白皐月