タグ「鏡音リント」のついた投稿作品一覧(25)
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「リントおおぉぉおぉぉっ!!!!!!!!」
「うわっ、グミまた!?」
「ミクオ君にフラれたーっ!!!!!!」
「まったく……何回目だよ…」
「だってだってぇっ!!」
俺はリント。
俺の腕の中で泣いている女の子――グミ――は隣に住んでいる。
まぁ、いわゆる幼馴染みだ。
グミは可愛いし、素直だ。
だから...【100作記念】君への片想い【ただの俺得】
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「おじさん、一回お願いします。」
「はいよー」
私は金魚。
夏祭りにいる普通の金魚すくいの賞品。
「おじさん、この金魚綺麗な色してるな。」
「ははっ、だろう?注文したらこいつ混じってたんだよ。」
「へぇ。じゃあコイツ狙いで。」
「まいど。」
私のからだの色は水色。
周りの他の金魚は赤色。...金魚 ver.禀菟
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「よぉ、リント。」
「レンか。」
あの事件から1ヶ月、ルカは学校に復帰し、目の前にはレンとルカが…
本当に酷いと思う。
フラれた俺に対しての当て付けなのか。
「ルカのこと、まだ好きか?」
「まぁね。」
「早く忘れてくれよ。」
「レン?早く行かないと遅れちゃうよ?」
ルカが笑顔でレンに話しかけた。...ある少年と‥-番外編-
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「ルカ!!!!!!」
「レン…」
「ぼっとしてねぇで早く救急車呼べ!!!!」
「でも」
「いいから早く!!!!」
「レン」
私の手術中、2人はこんな話をしていたらしい。
「んだよ。」
「やっぱ、憎んでるよね、俺のこと…」
「まぁな。」...ある少年と‥⑬-最終話-
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「ルカ?」
「何?メイコ。」
お昼休みの空いた時間、私はメイコとまったり過ごすのがいつものパターン。
「昨日あの噂の2人と帰ってたわよね?」
「うん、まぁ…」
「リント君何か言ってた?」
「え?別に何も。」
「せっかく告白したのにさ。」
「え!?告白!?」
「そうよ。“明日の夜空いてる?”って言った...ある少年と‥⑫
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「ごめん、グミちょっと掃除するから出てって。」
「え?あ、はい、マスター。」
「あのさ、グミ。私たち今から大掃除するから部屋に絶対入らないでよ?」
「え?なんで?」
「いーから!てゆかグミヤとデートしてきて。」
最近、みんなに避けられてる気がする。
『用がある』とか『忙しい』とか言われて、あんまり話...GUMI誕記念
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昔、誰かが言っていた。
星は、亡くなった人の生まれ変わりだと。
「リント?また空見てんのか?」
「ちょっと邪魔しないで。もうすぐなんだから。」
「もうすぐって?」
「月食。年に一度くらいしかない貴重な日なんだから。邪魔しないで。」
「俺ん家泊まりに来た意味ある!?」
「だってカイトん家建物に遮られて...星 ver.禀菟
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「何でレンがいるの?」
「るせぇ、お前のせいだろ。」
重い。空気が重い。
「あの…仲良くしt」
「もとはと言えばお前のせいだろ。」
「わっ、私!?」
「ルカは悪くないよ。レンが引き下がってくれればいいだけの話じゃん。」
「警察沙汰になるだろ!!」
「あの、私が悪いんです…」
「空気が重いっ!!」...ある少年と‥⑪
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それは、まるでおとぎ話のお姫様のようだった。
綺麗な緑の髪に、整った顔立ち。
この少女を美少女と呼ばずして何と呼ぶのか。
―にしても、何故こんなところで寝ているのだろうか。
ここは、向日葵畑である。
一面黄色の花畑の中にこの美少女がいた。
「死んで…ないよな?」
不安になって揺すり起こす。
「あのー...花 ver.禀菟
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「はあああ!?」
「メっ、メイコ静かに!!」
「あ、ごめん。でもねぇ…」
「私だって、女だと思わなかったし…」
「会ってみてどう?」
「え?どうって?」
「だから、ドキドキしたりしなかったの?」
そういえば何ともなかった。
好きになった(?)相手にドキドキしないということは…
「もう手紙なんて関係な...ある少年と‥⑩
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数年前のことだ。
「リント君、宿題、写させてくれません?」
「また?ホラ。今度はちゃんとやってくるんだよ?」
「はーい。」
「リント、宿題写させたらコイツの為になんねぇだろ?」
「レン君、私のことを…?でも私はリント君が好きなので♪」
「ちげぇよ!!大体、リントはミキに甘すぎんだよ!!」
「困ってる...ある少年と‥⑨
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「あっ、ルカ!!」
「リ、リント君…」
さっきの話を聞いて少し、いや、かなり恐怖を感じたが、約束は約束だ。
ルカは真面目なのでリントに罪悪感を感じてしまったらしく、行くことを決意したらしい。
「じゃあ帰ろっか!!」
「はい…っ」
「?ルカ?どうしたの?」
「え?いやっ、どうもしてませんよっ」
少々焦...ある少年と‥⑧
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「あ、あの…失礼しまーす…」
「よう。」
「何か…?」
「リントに何か言われたか?」
「え…っ!?な、何でですか…!?」
「顔に書いてある。」
「えっ、ウソ!?」
「ウソに決まってんだろ。」
内心ほっとした。
「リントは危険だ。」...ある少年と‥⑦
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「結局どっちなんだろ…」
はぁ…と憂鬱に溜め息をつく。
「ルカどうしたのよ?」
昨日は寝れなかった。
好き(多分)な人のことを考えたことなんて初めての経験だった。
「メイコはさ…」
「いいんじゃない?」
「え?いや、何もいってな…」
「どっちでもいいんじゃないかしら?手紙のことは置いといて、それから...ある少年と‥⑥
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「今のって―――」
「分かった?」
「手紙の人…なんですか…?」
沈黙。
「で、でもっ、レン君が…」
「え?レン何か言ったの?」
「“俺だ”って言ってました…」
「そっか…」
レンがウソをついていたということか。
それとも――...ある少年と‥⑤
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「……♪」
「ルカ、上機嫌ね?」
「え?そう?」
「そうよ、何かいいことでもあった?」
「……べつに。」
というものの、顔がにやけてしまう。
好きな人に会えて、話せて、嬉しくない人なんて恐らくいないだろう。
「あっ、レン君♪」
「っ!!」
思わずドキッとした。...ある少年と‥④
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嬉しさに満ちた顔で廊下を歩くルカ。
はたと立ち止まった。
「リント君じゃないとしたら――」
「おい、ピンク!!」
ピンクって誰だろ…
と後ろを振り向くとレンがいた。
「お前だよ!!」
「え…私?」
「お前以外に誰がいんだよ。」
どうして私を呼んだのか分からないルカはあたふたしている。...ある少年と‥③
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あれから一週間、彼女は何度も声を掛けようとした。
しかし、いざ近付こうとすると緊張して、その一歩が踏み出せない。
しかも…
「仲良くしてくださいっ!!」
「あっ、ズルイ!!」
女子の取り巻きが邪魔だ。
名前は人伝に聞いた。
やはり彼らは双子らしい。
背の低い髪を縛っているのが鏡音レン。
そして背の高...ある少年と‥②
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「あっ…」
風が悪戯に彼女の手にあった手紙をさらっていく。
そして1人の少年の頭に落ちた。
「ん?手紙?」
ひどく澄んだ瞳と声が特徴の、黄色い少年。
「あのっ、それ私の…」
「ラブレター?」
「ちっ違います!!」
「嘘だよ、はい。」
「ありがとう…ございます…」...ある少年と‥①
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「ただいま~」
「おかえり…」
「アイス買ってきたんだけど食べ…」
「リント、話すことないか?」
「えっ?ないよ~。何急に!」
「俺はリンさんが好きだ。」
真剣な顏して言うレンを見て、本気だと理解した。
レンにはウソつけないな。
「リント…好きなんだろ?」
「…多分、好きになってると…思う。」...俺とレンとリンの話。【第六話】
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「リント!!リンちゃんと何があったんだよ!!」
「……」
「リント!!」
「…何?」
「うわっ、テンション低っ!!」
リンちゃんとアノ子が親友…か…。
別に逃げたいわけじゃないんだけど…。
「レンはさ、元カノの親友の子と仲良くなってたらたらどう思う?」
「いや、俺元カノとかいねぇし、わかんねぇよ。」...俺とレンとリンの話。【第五話】
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―あれから俺は考えました。
いや、真面目にだよ?
でも思い当たる事がありません!!
リンちゃんは誰かと勘違いしてんだよ!!きっとそうだ!!
「リント、聞いてんの?」
「ん?あぁ、ごめん!考え事してた~」
「珍しいな…。能天気なリントが考え事とか。」
「ちょっとね~」
「リーンート君っ!!」
「リンち...俺とレンとリンの話。【第四話】
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あれからリンちゃんは俺に付きまとってくる。いや、別にいいんだけどね?
「リント君、私のこと好き?」
「うん、好きだよ~。友達な意味で。」
「そっか!」
「レン君は?」
「おっ俺!?すすすっ////」
「レン真っ赤~」
「うるさいっ!!////」
こうやって過ごす日々も悪くないかな~、なんて。
「リン...俺とレンとリンの話。【第三話】
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「リント君、よろしくねっ!」
「うん、よろしく~」
運が良いのか悪いのか、席は隣。まっ、レンをからかうの楽しいからいっか~
「さっきの告白(もどき)って冗談でしょ?」
「冗談じゃないよっ、リント君のこと大好きだもんっ!!」
「レンは?」
「好きだよ?だって面白いし♪あ、でもリント君とは違う好きかも~...俺とレンとリンの話。【第二話】
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「何で俺はお前と河原で寝てんだ?」
そう冷たくいうのは俺の双子の弟のレン。
「ははは~いやぁさぁ、レンって背ちっちゃいし?女の子に見えっかな~と思ってね~」
「リントお前…」
自己紹介するの忘れてた!!
俺は鏡音リント、中2です!!ただいま彼女募集中!あ、嘘だよ。
異様に高いテンションは元からだから...俺とレンとリンの話。【第一話】