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★待たせたな!〜ハッピーバースデー〜★
作詞・作曲:voLUKA
singer:ルーク・重音テッド・穂歌ソラ★3ピースバンド
「待たせたな!」で始まる今日という特別な日
この世界に素晴らしい歌を
届けたいと生まれた
さぁさ、僕の歌を聴いてくれ
oh oh
変わりゆく時代(とき)の中で思う
僕らしく言...待たせたな!〜ハッピーバースデー〜
voLUKA
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その27「新しい日常の始まり」
翌日、電気屋がやってきて、テッドの家の電気を修理していった。
電気が使えるようになったのは日が沈んでからだった。
その翌日には、テトからの依頼でやってきたという警備会社が、簡単な警報システムを設置し...UV-WARS・ミク編#027「新しい日常の始まり」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その26「逆襲のテト」
話は数分前に戻る。
テッドの家の前から出た男たちを乗せた車は、夕闇の中、人家もない畑ばかりの景色をバックに走っていた。
助手席で、イヤホンを嵌めていた男は不意にイヤホンをはずした。
「途切れました」
「どう...UV-WARS・ミク編#026「逆襲のテト」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その25「悲劇の始まり」
テッドはミクから侵入者が写真を撮って立ち去ったことを知らされていた。
テッドの視界に、家に続く側道の入口が見えてきた。
そこから乗用車が飛び出して、鋭角な交差点をターンして遠ざかろうとしていた。
〔あれが...UV-WARS・ミク編#025「悲劇の始まり」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その24「VOCALOID対侵入者」
少し前に話を戻す。
テッドの家の前に、灰色の乗用車が横づけになった。
「もう一度確認する。制限時間は10分だ。時間内に対象を運び出せなかった場合は、対象の存在を確認し、ただちに撤退する」
「了解...UV-WARS・ミク編#024「VOCALOID対侵入者」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その23「オペレーション」
その五分後に車が来た。来たのはドイツ生まれの高級外車だった。
しかも中から降りてきたのは、金髪ショートの外人だった。
「ヘイ、ボーイ。アイアム、ルナ。よろしくね」
チューブトップにショートパンツ姿にびっ...UV-WARS・ミク編#023「オペレーション」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その22「マネージャーさんの名前」
試験開始の四十分前、わたしはいつも練習で使っているレオタードを着て、上に学校のジャージを着た。
更衣室を出ると二人の女の子が立っていた。
二人は丁度ロッカーのキーを受け取ったと...UV-WARS・ヨワ編#022「マネージャーさんの名前」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その22「防犯システム起動」
「ミク、返事をしてくれ」
「はい、マスター、聞こえます」
少し間が空いて、ミクの声が返ってきた。
テッドは少し安心した表情を見せたがすぐに口元を引き締めた。
「みんな、無事か? 状況はどうなってる?」
...UV-WARS・ミク編#022「防犯システム起動」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その21「運命の日」
運命の12月24日、天気は、雪。
と言っても、チラリチラリと降る程度で、地面に落ちたらすぐに溶けてしまい、積もるとは思えなかった。
これなら、電車が止まったり、階段が凍って足を滑らせるような...UV-WARS・ヨワ編#021「運命の日」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その21「救出」
テトはスマートフォンを受け取ると、素早くキーボードを叩き始めた。
車は大型ショッピングセンターに近づいた。
テトが舌打ちをした。
〔テト姉が焦ってる?〕
それはテッドには新鮮なことだった。
テトはテッドのスマ...UV-WARS・ミク編#021「救出」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その20「追跡開始」
静寂の時間が流れて、テッドはテトの声に起こされた。
「テッド君、起きて。先、行くよ」
慌ててテッドは起き上がると、思わず昔の癖が出た。
「うわっ、遅刻する!」
次の瞬間、頭上からテトの拳が降りてきた。
「いて...UV-WARS・ミク編#020「追跡開始」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その19「誘拐」
時計は午後5時を回っていたが、日はまだ高く、蒸すような暑さが留まっていた。
バス停は、国道沿いの、海の反対側で、テッドの家の反対側にあった。傍らに申し訳程度に屋根つきのベンチが設置されていた。
国道といっても、片...UV-WARS・ミク編#019「誘拐」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その18「会議」
桃がテッドの家を出る数時間前、あるビルの一室で男たちが会議をしていた。
そのビルは割りと大きな街の中心にあり、すぐそばに新幹線の駅もあった。
会議の場所は古びた事務机が並べられていて、男が二人、折り畳み椅子に座っ...UV-WARS・ミク編#018「会議」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その17「テッドが動いた日」
その後のログの解析で、ミクはサブフォルダの中にあったテキストファイルで作られたリストに従って、MMDのモーションデータと基本的な動作プログラムを組み合わせる作業を行っていたことが判った。
それは、十億通...UV-WARS・ミク編#017「テッドが動いた日」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その16「ミクが動いた日」
テッドは夢を見ていた。
十年以上前の記憶をたどる夢だった。その時テッドは小学六年生だった。
ある日、玄関を開けると、テトが立っていた。
印象的だったのは、初めて目が合ったとき、心底疲れがとれたような、...UV-WARS・ミク編#016「ミクが動いた日」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その15「夕闇と盗聴と悪口」
テトの運転で桃を乗せた古いセダンは国道を東に走っていた。夕日が沈みかけて周囲はオレンジに染まっていた。
「上機嫌だね、モモちゃん?」
ハンドルを握り前しか見ていないにも拘らず、テトは桃の表情を把握してい...UV-WARS・ミク編#015「夕闇と盗聴と悪口」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その14「二度目のステージ」
「ねえ」
帰宅途中のOLが足を止め、傍らの友人を呼び止めた。
その先には、駅の小さなイベントスペースで踊っている二人の少女がいた。
友人はOLの指さす先に二人の少女を見たと思った。
...UV-WARS・ヨワ編#014「二度目のステージ」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その14「ミクだけじゃないよね」
日が沈み始めた頃、テトは桃を促して帰り支度を始めた。
「じゃ、車、借りるよ」
テトはセカンドバックを掴むと、モニターの前のテッドの頭を押した。
「?」
テッドは振り向いた時テトの憮然とした表情には...UV-WARS・ミク編#014「ミクだけじゃないよね」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その13「みんなに聞いて欲しい」
わたしには「通して下さい」と「レンきゅーん」という声が重なって聞こえた時だった。
「危ないぞ」
「押すなよ」
太い男の声が聞こえた。
故意か、悪意か、声のする方から何かがステージ...UV-WARS・ヨワ編#013「みんなに聞いて欲しい」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その13「インストールの続きと素麺」
インストール開始から18時間後、現実(リアル)に初めて体(ボディー)を得た初音ミクが、最初に動かしたのは右手だった。
〇
最初の動作を確認してから、数時間、テッドは熟睡した。
...UV-WARS・ミク編#013「インストールの続きと素麺」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その12「ボーカロイドと甘い歌声」
トレーラーの横には、「VOCALOID」の文字がでかでかと書かれていた。
外で黄色い歓声が上がった。
思わず外に顔を向けると、トレーラーの横が上に開いて、中にバンドマン四人と黄...UV-WARS・ヨワ編#012「ボーカロイドと甘い歌声」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その12「初音ミクをインストール」
リビングに戻ったテッドに、部屋の中央に正座をしているミクが目に入った。
テトはミクの頭皮を捲ると、カバーを一部外して、HDMIケーブルを挿してテレビと繋いでいた。
桃はUSBケーブルで外付け光学...UV-WARS・ミク編#012「初音ミクをインストール」
仮免美紀
UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
その11「ユフさんとの出逢い」
文化祭が終わり、生徒会役員の選挙が始まった。
わたしたちがやることは、残務整理と引き継ぎのための書類作りだった。
意外なことに顧問の先生は、私たちに手を抜くように言った。
「お前た...UV-WARS・ヨワ編#011「ユフさんとの出逢い」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その11「間奏」
「というわけで、今度の土日は、一泊二日で大洗で海水浴です」
「テト姉、山にしようよ。そっちの方が涼しいし、荷物も少なくて済む」
「どこに泊まるのよ」
「テントとか、車の中とか」
「君は実にバカだなあ。桃ちゃんの親戚の家...UV-WARS・ミク編#011「間奏」
仮免美紀
痛くて……
夢のように目映く
残酷な朝日に焼かれ爛れて
また一つ 月が満ちた
想うたび 夜は深く 明けない
汚(けが)れごと 照らされて
貴方の腕の中
咲きたい
夢のように目映く
爪先まで赦されたい...<重音テッド>焼け落ちる月<オリジナル>
浅野イツキ
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その10「初音ミクのボディー」
翌日、テトは桃と車でやって来た。
テッドの家は国道から脇に逸れ海に向かって降りる道の突き当たりにあった。
道はテッドの家の前で行き止まりになっていて、ガードレールの向こうはちょっとした崖だった。
...UV-WARS・ミク編#010「初音ミクのボディー」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その9「ミクの希望とヨットハーバー」
沖のクルーザーはどこかに行って、青い海の水平線は夏特有の靄に隠れて、見えなくなっていた。
ミクが話しかけるまで、テッドは自分がリビングにいることも忘れていた。
「マスター」
テッドは、壁の時計...UV-WARS・ミク編#009「ミクの希望とヨットハーバー」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その8「踊る初音ミク」
画面は真っ暗だったが、突然スポットライトが一人の影を浮かび上がらせた。
そのシルエットだけで、それが誰なのかすぐに判った。
〔ミク?〕
よく聞くダンスナンバーのイントロが流れて、画面の中のミクが動き出した。...UV-WARS・ミク編#008「踊る初音ミク」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その7「人造人間開発計画」
「で、モモちゃん、ご感想は?」
桃はテトに向かって一直線にテーブルを乗り越えてきた。
「すごい、スゴい! 凄いです!!」
目を輝かせて、鼻息も荒く、テトに迫る姿は、飼い主の投げたボールをくわえて戻ってきた...UV-WARS・ミク編#007「人造人間開発計画」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その6「ボーカロイドを触ってみた」
画面の中の八人の視線は、桃に集中していた。
桃の視線は完全に画面に貼り付いていた。
桃は目の前のテーブルを乗り越え、テレビ画面に向かった。
〔なんだ? 何をする気だ?〕
画面の中のミクたちも戸...UV-WARS・ミク編#006「ボーカロイドを触ってみた」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その5「彼の作ったボーカロイドたち・3」
「テッド君、君の作ったヴォーカロイドたちを、桃ちゃんに見せてやってくれ」
「え?」
長年テッドの家に出入りをしていたテトが、ミクたち、ユーティリティープログラムの存在を知っているのは当然だった...UV-WARS・ミク編#005「彼の作ったボーカロイドたち・3」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その4「彼女が初めて来た日」
開け放たれた玄関の向こうは海があり、沖には白いクルーザーが一艘浮かんでいた。
「それにしても…」
テトは辺りを見渡してため息をついた。
「玄関なのにこれほど涼しいとは」
もう一度ため息をついた。
「相...UV-WARS・ミク編#004「彼女が初めて来た日」
仮免美紀
UV-WARS
第二部「初音ミク」
第一章「ハジメテのオト」
その3「彼の作ったボーカロイドたち・2」
リビングのテレビモニターは、彼がやりかけだったゲーム画面のままだった。
テレビはリビングの東側置いてあり、南側はテラスに続く窓があった。
窓にカーテンは掛かっていたが、薄いレースのカーテン...UV-WARS・ミク編#003「彼の作ったボーカロイドたち・2」
仮免美紀
もう何年前になるかな
長らく忘れていた記憶だ。
6000年以上前だとは思う
いかんせん、僕は長く生きすぎているから
物覚えが悪くなってきた
テトだって、もう何歳になったかな
可愛い娘まで巻き込んだのは
・・・僕が、研究に貪欲だったせいだな
最愛の妻を失ったのも
愛すべき娘をキメラにしてしまったのも...Its True Vampneese
刹那=Laurant
Sigh of ted(仮)
(T)扉越し ああ凍えた鳴き声が
俺の名を 呼び続けている
(T)トラブル咥えて来るというなら
家に上げないと言ったはずだが?
襤褸布みたいなナリで見上げる
お前に他のルートはないのか
(R)冷たいことを言わないでさ
他に頼れる相手が居ない...Sigh of ted(仮)
成瀬 伍
1,漆黒の翼 空の色写し
深紅の月の下ですべてを包んで
優しい瞳 見つめていたい
宵闇の底へと ねえ、連れて行って
何も知らずに贈られる愛に目が眩んで
君の笑顔を見つめられず
戸惑うまま
舞い散る羽根に夢を
甘い果実嗅いで
繋いだ細い手首に...Innocent Purification
咲椰このは@桜華
壁の穴をふさいだベニヤ板の向こうから、聞こえてきた男の人の声。
そばにいた3人は、思わず顔を見合わせた。
「んー、なんやろ? 男の人の声、聞こえましたよね」
マコさんが、首をかしげて言う。
「ええ、たしかに」
ぱみゅちゃんも、眉をしかめて答えた。
マコさんとレイムさんは、部屋を見回した。男の人はもち...玩具屋カイくんの販売日誌(154) ニコビレ、作業室の謎の穴
tamaonion
「失礼します」
そう言って、ドアを開けて入ってきたのは、おしとやかそうな、背の高い女性だ。
「綾奈さんですね」
「はい。よろしくお願いします」
彼女は、椅子に座った。
ここは、絵本作家の重音テッドさんの事務所、「重音舎」。
女性の前に座るのは、テッドさんと、ちょっと年上の男の人の2人。
彼女は、こん...玩具屋カイくんの販売日誌(141) 新しい「カフェ・つんでれ」は!
tamaonion
「ちょっと陰があって、不思議な雰囲気の人...」
さらさらゆれる、りりィさんの金髪を見ながら、テトさんはそう思った。
「じゃ、ダークな感じのドールを作って欲しい、ということですね」
「ええ...そうなんです」
彼女はそう言って、テトさんの目を見つめた。
レストラン「カフェ・ドナ」の席で、雑貨アーティ...玩具屋カイくんの販売日誌 (125) りりィさんの申し出 (テトさんの新ドール・part1)
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「あいかわらず、面白いね! キモいところが、“きも”だね」
「あのねえ。そういうオヤジ・ギャグ言うと、もてないのよ」
テッドさんのしゃれに、ぱみゅちゃんは口をとがらせていう。
サンセット・ギャラリー「ゆうひ」で開かれている、クリエイターのぱみゅちゃんの個展。
いろんな作品を前に、ふらりとやってきた絵...玩具屋カイくんの販売日誌 (120) ぱみゅちゃんとテッドさんの“キモ作品”
tamaonion