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!注意!
この先、亜種がいます。
嫌悪感を感じる方は、見ないことをお勧めします。【亜種注意】―Flutter― 第八話
桜宮 小春
ハンガーを出てコンピュータールームに向かう途中、無線機に通信が入った。
相手側の周波数は分らない。セリカやタイトではないだろう。
「誰だ。」
『僕です。』
無線に応答すると、ミクオの声が返ってきた。
「何の用だ?」
『僕はコンピュータールームに居ます。今、貴方がワームをインストールしや...SUCCESSOR's OF JIHAD第六十九話「処刑」
FOX2
注意
1~3見てください(え
4
「私でございます。ミク様」
「ルっ・・・ルカ!」
『ルカ』と呼ばれた女性は、ミクの召使である。
「そういえば、どうしたの?ルカ」
「リン様の召使の件なんですが・・・」
「・・・で、見つかったかしら」
「それが・・・リン様が全員拒否るんです」...TINY SONG 4
璃滝
-おまけ-
『鏡の悪魔』を見ていない方、またその世界観を壊したくない方や、腐向け表現に不快感を感じる方は、Uターンを推奨します。
まあ、腐向けっつったって、たいしたことないんですけどね!!(←ここ大事)
さて、それでは始めましょう。残った方々にのみ、知ることのできる、
『裏鏡の悪魔』です。
『-密...鏡の悪魔Ⅳ 9.5
リオン
-走って-
しばらくそれを眺めていたリンだったが、はっとしてそれらを机の上におくと、走り出した。
写真たてに隠されていたのは、小さなタオルの切れ端と手紙と、赤い押し花のしおりだった。タオルにはいくつかのシミがあって、どうも子供がよく使うタオルのように見えたが、そのタオルの...鏡の悪魔Ⅳ 9
リオン
-偏愛と純愛の狭間-
足が石になってしまったように動かない。まるでさび付いているようだ。
しびれるような空気感と、自らに向けられたシルバーの銃口で、ルカは息が詰まりそうだった。
「カイコさん、もうやめて下さい。このままでは、誰も喜びません。貴方も、ひどく悲しむことにな...鏡の悪魔Ⅳ 8
リオン
-まるで牢獄-
しばらく流れたはずの沈黙は、数秒だったのか、数分だったのか、あるいは数十分だったのか。それすらも分からなくなるような長い時間が流れていた。――実際、ルカの腕時計の針は一分と三十九秒分しか進んでいなかった。
「…それ、楽しい?」
もう一度念を押すようにメ...鏡の悪魔Ⅳ 7
リオン
-密室-
「あ、メイコさん…どうしたんですか?」
自分のほうにメイコが走りよってくることに気づいたカイコは、できるだけ平静を装い、笑顔でメイコに声をかけた。するとメイコは少し困ったような、それでもさっきより少し安心したかのような不思議な表情になった。
「ねえ、カイコ...鏡の悪魔Ⅳ 6
リオン
-爆弾-
教会の玄関で靴についた泥を落とし、両手に抱えたビニール袋を一旦下ろすと、辺りを見回した。
「カイコ――?買ってきた物ってどこに置けばいいんだ?」
呼びかけても返事がない。仕方なく、メイトは荷物をリビングのテーブルの上に置き、カイ...鏡の悪魔Ⅳ 5
リオン
-雨で-
いつの間にか、外は大きな音を立てながら滝のような雨が降り注いでいて、窓から外を見ると酷く歪んで見えた。
「――お昼、食べました?作りますよ」
突然、カイコガ言った。
「ああ、食べてないわね。…作るなら、手伝うわよ」
やっと気がついたというように、メイコが...鏡の悪魔Ⅳ 4
リオン
-紅と藍-
無理やりリンをたたき起こし、レンがリビングへ降りてくると、既に荷物は出来上がっていて、メイコ・ルカ・リンとレンの分で、大きなバッグ二つと小さ目のバック二つにまとまっていた。そんな荷物を軽々と持ち上げ、玄関のほうまで運ぶ役目を、メイトがきっちりとこなしていた。...鏡の悪魔Ⅳ 4
リオン
-出発準備-
しばらくすると、教室は静まり返った。
それから、どっと笑いが起こる。何故笑われているのか分かっていないのは、メイトただ一人だった。きょとんとしているメイトを見て、皆が笑っていることは明白だった。
「…メイトさん、それ、棒タイです。ネクタイじゃありません...鏡の悪魔Ⅳ 3
リオン
-学園祭準備-
スクールバックを持って、弁当を押し込むと、靴に無理やり足をねじ込んで一旦振り返ると、リンはメイコに言う。
「それじゃあ、行ってきます!」
「ええ、いってらっしゃい」
ドアを開けるなりレンの手を引いて家を飛び出す。家の前ではミクとプリマが並んで立っ...鏡の悪魔Ⅳ 2
リオン
鏡の悪魔Ⅳ
-紅いもの同士-
「ちょっと疲れた…。少しゆっくり帰っても大丈夫よね」
そう独り言をいい、メイコは公園のベンチに座って買い物帰りのエコバッグから『鮭とば』と缶ビールを取り出し、まっていましたと言うように嬉しそうに鮭とばの袋を開き、缶...鏡の悪魔Ⅳ 1
リオン
-第三十四章-
何かが破裂するような、乾いた音が廊下に響き渡る。広い廊下に反響し、何度も山彦のように重なって、次第に音は小さくなり、消えた。
その場に、リンが倒れこむ。しかし、リンは無傷だった。その手についた赤々と燃え盛るような紅のそれは――。
「レン、何、やって...真実のガーネット 35
リオン
-第三十三章-
しばらくいくと、ひときわ大きな美しく豪華に縁取りされた扉の前に行きついた。
何度か深呼吸をし、扉をぐっと開いた。扉の向こうにいたのは、顔のよく似た金髪の少女と少年の二人だけ、他に人間らしき影は見えない。――猫はいたが。
中にいた二人は驚いたよう...真実のガーネット 34
リオン
-第三十二章-
ひたすらに走り続ける。
行く先、直線上には何の障害物も見当たらない。人気(ひとけ)もなく、まるでこちらが敵の手の上で転がされているような、わざと泳がされているような風にすら思える。ぞっとするような感覚を抑え、メイトは一度、深呼吸をしてまた走り出した。...真実のガーネット 33
リオン
-第三十一章-
まるで風があせりや不安を代弁するかのように、大きく木々を揺らして青々としたまだ若い葉を落としていく。街路樹がシンクロするように皆かぜに合わせて不安を大きくさせるように『ザァァァァアアアア』と音をならしていた。
「――大丈夫、だな」
そう、メイトが...真実のガーネット 32
リオン
-第三十章-
退院の手続きを終え、ルカは病院を出た。
狭苦しい病院の敷地内から出るのは、もう一週間以上も久しくおもえ、ルカは大きく深呼吸をした。そして、空を見上げると、少し表情を変え、歩き出した。その表情からは、緊張が見られた。
ふと、街路樹の陰から見える人らしき...真実のガーネット 31
リオン
-第二十九章-
「ただの風邪…ですか」
「そうです。それと、睡眠不足とストレスですね。帝国のこともあって、疲れがたまっていたのでしょう。一応、薬を飲んでぐっすり眠れば、すぐに治るでしょうから、安心してください」
そういった女性は『ハク』と名乗った。あの、ルカが入院して...真実のガーネット 30
リオン
-第二十八章-
ふと、レンは顔を上げた。不思議そうにリンがレンの顔を覗き込む。
「リン、ちょっと、ケータイで、メイト兄に電話して。登録してあるから。…ちゃんと名乗ってよ」
「え?うん、わかった。…あ、これね」
そういってリンが橙色の携帯電話を耳に当て、「トゥルルル...真実のガーネット 29
リオン
-第二十四章-
高いヒールが、コンクリートの地面に音を立てる。
「ちょっと、カイト?」
事務所のドアを開くなり、メイコはそういった。中で新聞を読んでいたカイトは顔を上げ、不思議そうにメイコの顔を見て、新聞をたたむと立ち上がった。
「めーちゃん、どうしたの?こんな昼間に...真実のガーネット 25
リオン
-二十三章-
病院の中の静けさは、異常とすら思えた。
薬品の鼻につんと来るにおいが、途切れることなく病院中にぎっしりと詰まるように漂っていた。病室まで辿り着くまで、殆ど人とすれ違うことはなく、それが病院内に人気がないことを物語っていた。
「あ、あの病室ですよね」
「...真実のガーネット 24
リオン
-第二十二章-
「ああ、そう。よくわかったわ。大変だったわねぇ」
別に大変でもなさそうな声で、ルカは言った。
「あ、うん。まあね」
ふう、とルカが天を仰ぐようにため息を漏らすと、レンがそれを真似るように天井を見上げた。真っ白い天井に所々黄ばんだ部分がある。みていて面...真実のガーネット 23
リオン
-第二十一章-
無意味な沈黙が病室を支配する。
「…あの、さ。ルカ?」
「はい?どうしたのかしら?」
ふっとルカが顔を上げた。
「いや、なんだってこともないんだけど」
「レン、そこの赤い色鉛筆とって。…まあ、メイトは気を使ってくれたようだし、帝国がどうのこうのって、詳...真実のガーネット 22
リオン
『緊急要員は至急、Sハンガーに向かえ・・・・・・繰り返す、緊急要員はSハンガーにて待機、ハデスの着艦に備えよ。着艦完了次第、急ぎ格納せよ・・・・・・。』
鋼鉄に包まれた広大な空間では、放送の声が、耳に痛いほどよく聞こえる。
もうすぐ、あの親子が帰ってくる頃だ。
『ハデス着艦完了・・・・・・リ...SUCCESSOR’s OF JIHAD第五十六話「降伏勧告」
FOX2
-第二十章-
数分の時が流れた。
ルカの不敵な笑みはそのまま、メイトは凍りついたようになった。手に持ったままの携帯電話の画面が、少し震えたように思えた。
微笑んだまま、ルカが取り出したのは、桃色の小さなポーチだった。中には黒くスタイリッシュな携帯電話がさも当た...真実のガーネット 21
リオン
注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。【亜種注意】もうひとりの。9
西の風
-第十九章-
ふと、レンは甘い香りに顔を上げた。甘い紅茶とジャムの香りである。
「レン、いらない?紅茶とお菓子。ジャムつけると美味しいんだ、コレが」
「あ、うん。ありがとう…」
「ルカさんのこと、気になるの?大丈夫、きっとすぐに目を覚ましたって報告が入るよ。だって、守...真実のガーネット 20
リオン
-第十八章-
言ったまま、メイトはしばらく何も話さなくなった。
誰も、声を発しようとはせず、狭い部屋に重い沈黙が流れていった。一秒過ぎるごとに、空気の重さがずんずんと増えていくように感じて、皆が固く口を閉ざした。
「…よくわからないけど、その病院にいってみない?パトカ...真実のガーネット 19
リオン
!注意!
この先、亜種がいます。
嫌悪感を感じる方は、見ないことをお勧めします。【亜種注意】―Flutter― 第五話
桜宮 小春
-第十七章-
「…そっくりだね」
そういったのは、やっと車から降りてきたリンだった。
「うん、双子みたいだよね」
「それは、お前らだろ」
ぎろりとレンを睨んだメイトに、レンは少し困ったように笑った。
「しかし、俺はレン以外の奴らを呼んだ覚え...真実のガーネット 18
リオン
-第十六章-
二人はとりあえず、町へ出てみることにした。と、いうのも、カイトから頼まれたお使いのついでに、町の中で帝国がおかしな行動を起こしていないか、見てみる必要があると踏んだからだ。
とことこと歩きながら、頼まれたものを探しつつ、周りの人間たちの行動には目を光らせて...真実のガーネット 17
リオン
注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。【亜種注意】もうひとりの。8
西の風
注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。【亜種注意】もうひとりの。7
西の風
注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。【亜種注意】もうひとりの。6
西の風
-第十一章-
リンは紙袋の中をごそごそと漁り、お目当てのものを見つけると嬉しそうにそれを取り出し、部屋を出た。進む先は勿論一つ、レンの部屋に他ならなかった。
コンコンと何度かノックし、反応ナがないことを確認すると、リンはにやりとわらってわざと中に聞こえるように、声...真実のガーネット 12
リオン
注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。【亜種注意】もうひとりの。5
西の風
-第六章-
酷く眠い。
流石に、一睡もしていないのは、辛いのだ。
今目を閉じると、すぐに眠ってしまいそうで、瞬きするのも少しためらってしまうほどだった。手元にある分厚い本は、レンにきづかれないようにそっとレンの部屋から持ち出した本だった。題名から察するに、守護者たちに...真実のガーネット 7
リオン
・第五章・
「――どういう風の吹き回しですか?」
館を出ようとした二人に、ルカが言った。
いや、正しくはレンに言ったのだろう。その声にレンは立ち止まり、そしてルカのほうへ静かに近づくと、意味がわからないといった表情でルカを見た。
「何が?」
「あなたがこんなこ...真実のガーネット 6
リオン